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ホワイトニング② 安全性について

こんにちは。浜島歯科です。

 

■ ホワイトニングの安全性についてです

家で行うホームホワイトニングには、通常10%程度の過酸化尿素というものが用いられます。その安全性はFDA(Food and Drag Administration)をはじめ、世界中で認められています。

また、オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用しますが、歯科医師の厳重な管理のもとで薬剤が使用されるので、飲み込んでしまうなどの危険性はほとんどありません。

ただし、オフィスホワイトニングでは高い熱を発生する装置を使用することがあるので、正しい方法で使用しないとその熱で歯周組織がダメージを受けてしまうことがまれにあります。

以下の方はホワイトニングをお勧めできません。


■ 虫歯やひび割れがある歯

歯に虫歯やひび割れがある場合には、薬剤によるホワイトニングを行なう前にそれらの治療を行う必要があります。



■ 歯周病がある場合
歯周病がある場合には、ホワイトニングを行なう前に歯周病の治療を行う必要があります。



■ インレー(詰め物)やクラウン(差し歯)の変色
インレークラウンが変色してしまっている場合には、ホワイトニングでは白くすることは出来ません。

この場合には、クラウンやラミネートベニアなどの方法で歯を白くする必要があります。
 


■ 妊婦
妊婦に対してホワイトニングが良くないというデータはありませんが、大丈夫だというデータもないので、基本的に妊娠中はホワイトニングを行いません。

どうしても歯を白くしたい場合には、一時的に歯を白くすることが出来る歯のマニキュアがオススメです。



■ その他
その他、テトラサイクリン歯などで歯の変色が非常に強い場合や、金属による歯の変色、歯の神経(歯髄)が死んでいる歯などに対しては、ホワイトニングでは十分な効果が出ないことがあります。

ホワイトニングでは十分な効果が期待できない場合は、ラミネートベニアやクラウンによる治療が必要となる場合もあります。