こんにちは。浜島歯科です。

当院にも舌痛症でお悩みの方が来院されます。

そもそも、舌痛症とは、特別な舌粘膜の所見がないのにもかかわらず、舌粘膜の疼痛を自覚する場合に診断されること

が多く、心因性の因子が関与している場合が多いといわれています。

しかし、実際は心因性のみで疼痛が発症する場合はまれと考えられます。

舌痛症などの口腔疼痛では口腔乾燥や唾液分泌低下が関与している症例も多いのです。

これらの症例では、唾液分泌低下のために粘膜の保湿性が失われ、歯や義歯との間の摩擦力が亢進したり、粘膜上皮

が脆弱化するために食物などにより微小外傷が付きやすい状況にあると考えられています。

このような場合、粘膜上皮の再生能力が低下しているために微小外傷の治癒能力が低下していると

思われます。

歯医者さんで舌の状態や舌を傷つける原因がないか調べてもらってもいいかもしれませんね。